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ワークショップ「地域の『対外的境界』と『内なる境界』」で報告しました

 参加している「エスニック・マイノリティ研究会」が共催して1/12に行われたワークショップ「地域の『対外的境界』と『内なる境界』――東欧と中国語圏をめぐる研究者の対話」(主催:地域研究コンソーシアム)で研究報告させていただきました.

 題目は「『それでも,差異はあるのです!』――現代モンテネグロの言語イデオロギーにおける〈言語〉の境界と〈地域〉の再編」というもので,2007年の憲法改正以降のモンテネグロにおける「モンテネグロ語」イデオロギーについて論じたものです.このイデオロギーが,セルビアとの「対外的境界」を構築し,モンテネグロ内部の「内なる境界」を解消していくという境界の再編成の論理を辿ったものです.

 現在,活字化に向けて努力中です.活字になった暁には告知させていただきますゆえ,どうかお楽しみに.

 その他の報告者の方々による報告も,とても興味深いものでした.シレジアにおける宗派とナショナル・アイデンティティ,スロヴァキアとルシン人地域の境界,ハンガリーにおける住民交換,ドイツ=ポーランド国境地帯の文学…….このワークショップは,北海道大学の「境界研究の拠点形成――スラブ・ユーラシアと世界」プログラムの共催で行われましたが,その名に恥じないものになったと思います(もっとも,わたしはあまり運営の事務に携われていないので偉そうなことは言えないのですが……).